鳴海孝之の場合

 

 

 

「鳴海、ちょっといいか」

シミュレータ訓練が終わり慎二と一緒にPXに向かう途中、部隊長の草薙少佐に呼び止められた。

少佐の頭をいつ見ても思う「変な髪形」って

「ほう、鳴海~死 に た い か?」

「なっ何のことでしょう」

「孝之、普通に口に出していたぞ」

ゲッしまった。

「まあ、それよりもだ、博士がお前を呼んで来いって言ってたから、今すぐ博士の下に行け」

「了解しました」

「ああ、それと鳴海」

博士の元に行こうとしたら呼び止めれた。なにかと振り向いたら

「解剖されないようにな」

「演技でもないこと言わないでくださいよ!」

「はっはっはっはっは」

たくあの人は…部隊長の時は立派なのに普段は何であんなん何だ?

 

「鳴海孝之少尉、ただいま出頭しました」

え~此処から先は一部割愛させていただきます。って誰に言ってんだ俺?

 

「博士着替え終わりました」

「それじゃあ始めましょうか」

着替え終わり博士の秘書のピアティフ中尉からヘルメットを渡される。

?……多分アーマード・コアに乗るのに必要なのだろう

博士の周りには技術者らしき人達が十数人いる。

「鳴海アンタにはこれを渡すから暫く読んでおきなさい」

「はい」

博士から渡されたのはアーマード・コアのマニュアルで暫く読み耽っていると

「準備が出来たから用意しなさい」

「了解」

取り敢えずマニュアルどうりに管制ユニットみたいな場所に乗る。

「大まかな設定はこっちで済ましたから後はアンタが設定するようになってるわ、いいわね」

「はい」

目の前のディスプレイにさまざまな情報が映し出される。

そして、パイロットネームと機体名を入力しろって出た。パイロットネームには自分の名前を機体名は………どうしよか

『ちょっとまだなの?』

「ハッイ、もう少しです」

う~んとえ~と…!!

とっさに閃いた。それこそ頭に電球が灯しだされるように

「『エタニティ』うんこいつは『エタニティ』だ」

エタニティ=意味は永遠、我ながらなんてロマンチストな名前を付けたんだ。

「博士いいですよ」

『そう、それじゃあプログラムを走らせるからそこでまずはある程度機体に慣れなさい』

「了解」

 ディスプレに映像が映る。シミュレータみたいなものかな、取り敢えず動かす。

次にペダルを思いっ切り踏み込む

「機動力は微妙だな」

それこそ撃震みたいな愚鈍さだ…って

「あっつぅぅぅぅ」

なんだなんだ!?

『鳴海、直に止めなさい!』

直にペダルから足を離す。

「博士今の何ですか?」

『アンタ、マニュアルの何処の項目を見てたのよ』

「えっっとそれは」

『はあ、もういいわ、取り敢えず降りなさい』

「了解…」

言えない、操縦関連と武器の項目しか読んでないなんて

 

「鳴海、アンタはもう一度しっかりと読んでおきなさい」

「了解です」

そう言って博士は立ち去る。

「えーい、こうなりゃヤケだ全部読破してやる!」

結果

「ぷしゅ~~」

無理、ドンだけ有るんだよ、これなら戦術機のマニュアルを読んでた方がマシだ。

でも、読んでいて幾つか解ったことがある。

このアーマード・コアという機体は各種パーツを交換して全く違う機体になるらしい

俺がさっきまで乗っていた機体は一番最初期のパーツで構成されているようだ、だからパーツを交換すればもっと化けると思うんだが

博士達は…まだ向こうで話し合ってる。なにを話してるんだ?

「ふむ、香月博士、各種パーツを調べてみたが非常に興味深いが、貴女はこれを何処で手に入れられたのです?」

それは俺も気になるな

「流石に全てを教える訳には行きません、ですが言えるとすれば、ある傭兵からプレゼントとして貰いました」

プレゼント? 脅したのまt!? 博士が人を殺せそうな位の目で睨んできた。

「なるほどNeed To Knownですか、解りました。私も命は惜しいですし何よりも社員たちを路頭に迷わせるわけには行かない」

「ご理解頂けて幸いです」

「それでこれからどの様にしますか?」

「そうですね、まずは各種部位のパーツを使用しての計測、その後はそれらのパーツを使って実際に機体を組み立てるですね」

「承知しました。全員準備に取り掛かれッ」

そのまま技術者の人達はそれぞれの持ち場に散っていった。

「鳴海ッ、準備は」

「できてます」

 

あれから一ヶ月間かけて全てのパーツを使いデータ収集をした。そして今度は

「それじゃあアンタがパーツを決めてそれをアタシに報告しなさい」

「了解」

さて自分でパーツを決めて自分の機体を作れとは言うがどうしよっかな

まあ本来の自分のポジションに近い感じでいっか

そして出来上がったのが

頭部・H02-WASP2、ボディ・CR-C75U2、腕部・A05-LANGUR、脚部・CR-LH80S2、ブースター・B04-BIRDIE2、FCS・MONJU、ジェネレーター・FUDOH、ラジエータ・ANANDA、左背中・WB08PL-SKYLLA、右背中・CR-WB69RA、右手・WR07M-PIXIE3、左手・WL06M-FAIRY、左格納・WL14LB-ELF2、エクステンションと呼ばれる肩の部位には戦術機用の近接短刀を加工した物を取り付けている。

パーツの中にはぶっ飛んだものがあり、オーバードブーストなんて使えたもんじゃない。

俺の本来のポジションは突撃前衛で二機連携の相棒の慎二が強襲支援で、慎二が俺のサポートをするのが何時もの俺達の戦い方だったけどプラズマキャノンという未知の武器に引かれて装備してしまった。でも反省はしていない

シミュレータでもBETAに接近さえされなければプラズマキャノンは面白い、一気に大量のBETAが吹き飛んでいくのは見ていて爽快だった。それに接近されれば両腕の突撃砲?で対処すればいい、後レーザーブレードっていう武器も面白いから装備したけど、これもすごい、何が凄いかと言えば要撃級の腕や突撃級の甲殻すらも容易く切断できる所が凄い!

全く何処の誰だこんなスンゴイモノつくった奴は、俺が抱きついてやる!!

「何一人でにやけてんのよ」

「いえっなんでも」

どうやら独りでにやけていたらしい。

「それで鳴海、アンタこれに乗って今まで如何感じた?」

「そうですね、実弾なんかの弾数が少ないのは問題あると思いますけどプラズマキャノンやレーザーブレードなんかは凄く便利ですね、多分前線の戦術機に装備さしたらBETAを全滅させるのも夢じゃないです」

「ちゃんと効果的ではあるのね」

博士がまた考え込んでしまった。こうなると暫く帰ってこない、無理に声なんか掛けたりすると何されるか解んないから怖いガクブルガクブル

「いいわ、ちゃんと効果は有るのだから彼等にも期待できるわねって、アンタなに震えてんのよ」

「はっ、いいえ何でもありませんっ」

また、どこかの世界に旅立ってたようだ気よ付けないと、遙みたいにヘンな癖はつきたくない。

「それじゃあ、アンタは原隊に復帰しなさい、草薙にはもう伝えてるから」

「了解」

「ああ、それと戦術機用のシミュレータじゃアーマード・コアは動かせないから、動かすにはアーマード・コアに乗ってそこからシミュレータにリンクさせなさい、やり方は格納庫に居る整備士にでも聞きなさい」

「解りました」

 

「よう鳴海~生きて帰って来れて良かったな」

「戻ってきた部下に対してその仕打ちですか隊長」

原隊に復帰したことを一応報告に来たら行き成りそんなこと言ってきましたよこの隊長は

と、急に真面目な顔になる。

「まあ、そんな事よりもだ、お前が今まで何をしてきたか位は知っている。それで俺も報告や映像で見ていて考えたが鳴海」

「はい」

「お前、今のポジションを変えろ」

「何故です」

聞かなくても解るが一応聞いておく

「お前の今のポジションは突撃前衛だが、報告にあるお前の機体は全距離に態様できるものだ、だからポジションとしては打撃支援や砲撃支援、迎撃後衛辺りが適任だ」

反論はと目で問いかける。が

「そこまで言われれば何も言いませんが慎二は如何するんですか?」

「平はお前の二機連携の相棒のままだ、背中の武器を使うとき身動きとか出来ないのだろうからその時は護衛にもなる」

「解りました」

やっぱりこの人も歴戦の衛士なんだな、色々考えて最善の方策を見出そうとしてる。

「よし鳴海シミュレータルームに行くぞ、そこで中隊全員を集めての訓練といく」

「了解」

 

 

 

後書き

一章外伝鳴海孝之の場合終了

さてこれで外伝は終了です。訓練関係は省いてますが、考えるのがきつかったので省いてます。申し訳ありません。

孝之の機体の案は戦術機の武装を考えてああゆう機体になりました。頭部はちゃんと生態センサーを搭載しています。

ちなみに渡されたパーツは初期機体+孝之が使っているパーツ+頭部は皿頭・リム頭、胴体はアグラーヤコア・最重量無機能コア、腕部はジャック腕・武器腕ブレード、脚部はデルタ足(プラモデルで発売された四脚の足)・アイアン先生のタンク、ブースタは低消費の物を、FCSは広角・横長タイプ、ジェネレータは金剛・孔雀、ラジエータはラゴラ・CR-R92、インサイド無し、エクステンションは2連連動ミサイル・迎撃ミサイル・シールド・バックブースタ、右手はスナイパーライフル・バズーカ、左手はガスト、肩はロケット・両肩4発ミサイルのセットです。

微妙と思うかもしれませんがお試し版ですので余り深く考えないでください。

それと孝之と慎二の二人のポジションは作者の捏造による物ですので突っ込みはご遠慮ください。

後、描写不足と思われるので二章の予告を少し、二章の始まりは明星作戦のブリーフィングからです。そこで夕呼先生達がどのような事をしていたのかを書いていきます。

ヘタクソな作者でごめんなさい

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