<SIDE:白銀武>
これから九州地方に居るBETAと戦う為に出撃するわけだが
「純夏、本当に俺のオペレータをするのか」
『当然だよ、タケルちゃん』
そう、純夏は何を思ったのか、俺のオペレータになると言い出した。
理由を聞いたら「タケルちゃんは戦ってるのに私だけ何もしないでいるなんてそんなのイヤだよ」と言われた。
しかも、ちょくちょくゼロさんのオペレータのシーラさんに色々教わってたらしい、流石にそこまでされると俺も断れない
「まあ、失敗しなければ良いけどよ」
『あー、タケルちゃん信用してないなッ』
「だってよー」
純夏にそんな事されたこと無いから心配にもなる。
『大丈夫よ、彼女を信じてあげなさい』
「『シーラさん』」
『好きな人のために頑張って勉強したのだから安心しなさい』
『わーーシーラさんッ』
純夏が真っ赤になる。
まあ、純夏が俺の為にわざわざシーラさんに教えて貰ってまで勉強したんだ
「純夏」
『な、何っタケルちゃん?』
「信じてるぞ」
『へにゅぅ』
ぷしゅ~、という音とともに純夏の顔が更に真っ赤になる。
それこそ戦車級の体みたいに
……どんな例えだよ俺
せめてリンゴやトマトだろ
と、そこへ今度はディスプレイにクレズさんが映る。
『出撃する前に諸君等に頼みたい事がある』
頼みたい事? あんまり良い予感がしないんだが…
『この世界で使われてる戦術機をスクラップでもいいから幾つか持って帰って来てくれ』
戦術機を?
「何故です?」
『郷に入っては郷に従え、とはまた違うが、それでも何かの役に立つかも知れん』
まあ、この人も科学者なんだから別の世界の技術が知りたいのだろう
『まあついでにという事で良いだろう』
『そうだな、向こうの技術を知るのも悪くない』
『幾つかは武器の補充が出切るやも知れんしな』
『私は機体の確認さえできれば後は何も言わんさ』
『まあ、回収する時にあちらに攻撃されない事を祈るさ』
ジャックさん達も良いらしい
『だが、それならECMが有ったほうが便利だな』
『確かにそうだな、よし、各自インサイドにECMを装備してから出撃しよう』
ECMは確か電子機器にノイズなどのシステムエラーを引き起こす物だったはず、確かにそれなら軍なんかに見つかった時は役に立つかも。
『それとシロガネ』
「なんです?」
俺だけ?
『レーザーマシンガンはちゃんと説明したとおりに扱えよ』
「了解」
改良されたレーザーマシンガンは発射時のエネルギー消費量を削減・発射間隔を短縮・威力は低減、但し撃ち過ぎると直にエネルギー切れに成り易く銃身が熱を持ち暫く使えなく成るというデメリットも有る。
『シロガネ』
今度はフェイトさんが話し掛けてきた。
「なんです」
『いや、以前俺がお前に話したことを覚えているか?』
以前話したこと?
あっ、確か『お前が飛び続けられる鳥であることを祈る』だったかな
「覚えていますよ、俺はあんな奴等に落される気は有りませんッ! ずっと飛び続けます!!」
『そうかそれを聞いて安心した。飛び続けろよシロガネ』
『大丈夫ですよフェイトさん、タケルちゃんには私がいるから』
『フッ、ホントお前たちは楽しませてくれる』
そう、俺は飛び続ける。BETA共に俺達の邪魔をする奴等なんかに落されはしない!!
『全機、出撃するぞ』
「『『『『『了解』』』』』」
後書き
一章終了です。
次の二章から明星作戦です。その前に外伝が有りますが
なおレーザーマシンガンに関しては軽量EOコアの性能を参考にしています。攻撃力は110、弾数・射程距離・発射時の消費量は同じ、発射間隔は15ぐらいです。
後対BETA戦用に改良されたジャック達の機体は二章で紹介します。
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