帝国軍厚木基地
<SIDE:香月夕呼>
「は? もう一度お願いピアティフ」
ピアティフの報告を聞いて何事かと思う
「はい、本日10:00に偵察に出ていた帝国軍の203中隊がBETAと遭遇し中隊は全滅しました」
「そこは聞いたわ、その次よ」
そう、その次が問題
「その後、救援要請を請けて駆けつけた帝国軍の25大隊が報告にあったBETAのおよそ半数以上が確認でき出来なかったと、その部隊の報告では付近がまるで艦砲射撃を受けたような状態だとあります」
「解ったわ、ありがとう」
報告を聞いて不可解に思う
まず、中隊が全滅してから25大隊が来るまでそこまで時間が掛からなかったはず、なのに来た頃にはBETAの半数以上が倒されていた。
精鋭の斯衛軍でも直属のA-01でも不可能、というよりもそれだけの短時間でBETAを倒せるような部隊など何処を捜しても存在しない。
それに艦砲射撃受けたような状況というけどまず距離が遠いし戦車部隊だとしても離脱までに時間が掛かる。
「まっいいわ、私の考えることじゃないし」
最近頻繁に見る夢と同じ、いくら理解の出来ないことが起きても他に目的があるならそれに関らない限り考えても脳のリソースを消費するだけでしかない。
「そうそうピアティフ、例のあの子は?」
「それが甲22号ハイブの攻略までは間に合わないと」
無能ね、こっちが寄越せといったらささっと寄越せばいいものを
1年後には甲22号ハイブ攻略戦が始まるけど、どうも米国の動きが怪しくて気が抜けないし研究も進展が無いという状況で正直ストレスが溜まるわね…
「はぁ、まりもか伊隅で遊ぼうかしら」
後書き
一章幕間終了
夕呼先生登場です。
夕呼先生はギャグもシリアスも出来ていいですね(笑)
ちなみに文中の「あの子」とは霞のことです。たしか夕呼先生が霞を引き取ったのが明星作戦後だったはずです。
ちなみにまりもちゃんも厚木基地にいて中隊長をしています。夕呼先生のストレス発散の相手にされています。
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