<SIDE:フェイト>
あの後、それぞれの方針が決まりゼロ達は機体の状態も兼ねて此処から半径10キロを見てくると言ってさっき出て行った。
そして俺とシロガネはACの訓練で、
カガミはゼロのオペレータのシーラに何か色々と話を聞いているらしい。
そして今、俺の目の前の光景は信じられないものとしか言えない。
シロガネは攻撃などを一通りのことを理解したらその挙動は下位のランカーレイヴンよりも優れている。
いや、もしかすれば中位クラスのランカーレイヴン達とも張り合えるかもしれない。
現在はゼロが持っていた『VRアリーナ』をやらしている。
<SIDE:白銀武>
ACが装備できる武装を聞いて本気で驚いた。
マシンガンやライフル、ミサイルは納得できるけど、
フェイトさんたちの世界ではレーザー兵器が普通に実用できているらしい。
正直それを聞いて思った『まるでゲームの世界だ』っと
それで現在は『VRアリーナ』って言う仮想空間にいる相手と戦っている。
相手はランク21位の№2448のクロウプレデター
正直言って強い、敵は多彩な武装でこちらを攻撃してくる。
こっちの武装は右手にWR04M-PIXIE2と呼ばれる千発の弾数が有るマシンガン―これを選んだ理由はBETAの物量を考えてと突撃砲に近い感覚で使えるから、フェイトさんには、だったら弾切れの無いエネルギー武器を使えって言われたが正直よく解りもしない物は使いたくは無かった―左手は元から装備していたレーザーブレード―本当は別の武器を装備したかったが弾が切れた時の対処法が無くなるでこれを選んだ―背中も最初に装備されていた物の追加ブースター、他にもエクステンションと呼ばれる補助装備が有るらしいがまだよく解らないのでそのままにして置いたがそれは正解だった。あとインサイドという場所にはナパームロケット―これはBETAが一応、炭素系の身体をしている為で人に使おうとは思わない―
マシンガンを浴びせるが相手は多少のダメージなど気にせず左背の武器で攻撃してくる。
「グッ、くそ」
[AP10%危険です]
「解ってるつうのッ」
敵がミサイルに切り替えた―チャンス、オーバードブースタを発動させる。
ミサイルが迫るがそれを左右に移動して避ける。多少被弾するが気にしない。エクステンションを起動してエネルギーを回復する。
左手のブレードを起動する。相手を切る。
「勝っt」
『機体大破だ』
「えーー!」
確かに機体は爆発した。こっちの機体が
『判断は間違ってないが向こうも同じブレードを持っているんだ、ならAPに余裕があった向こうが勝つのは当然だ』
ちくしょー、でもここで躓いてられない
「まだまだやります。フェイトさんもう一回起動してください」
『やれやれ、なんか弟がもう一人出来た気分だな・・・』
もっとおまえの可能性をみせてくれ……
<SIDE:ゼロ>
ガレージ周辺を見て回っていたらまさか戦闘に出くわすとわな
しかしアレがBETAかとんでもなく醜いな・・・
対して人類の方は人型の兵器でACとはやはり違うな
それにしても数が多すぎる
「シーラどう思う」
自分の相棒の一人に聞く
『正直言って見るに耐えかねるわ』
「それは俺も同感だ」
シロガネの話では人類は纏っていないらしい
「確かにこれなら助けが欲しくなるな」
この世界も終わりに向かっているのか……
<SIDE:ジナイーダ>
森を一日以上さ迷い歩いて何とか四人共無事に森を出た。
「それで、ジャックこれから如何するんだ?」
全員がジャックの方に向く―何故かジャックがリーダになってしまった。
『そうだな取り敢えず人がいることを確認しよう』
妥当な考え……この音は!?
『どうやら人がいるようだな』
『人だと良いな』
エヴァンジェとジノーヴィーが音がした方を向く
「今のは戦闘の音」
全員がそっちに向く
『ふむ、よし全員でそこに向かおう』
ジャックの提案に全員が賛同する。
どっちにしろ私たちの取る道は限られている。
木々に隠れながらその先を窺う
アレは何だ? 生態兵器か?
『何だアレは?』
ジノーヴィーが全員の気持ちを代弁するような台詞を吐く
『ジャック見たことあるか?』
『…いや』
さすがにジャックもこの状況について行けれないらしい、まあ無理もない。
それにしても
「数が多すぎる」
『『『ああ』』』
そう数が多すぎる。一つ一つの動きは遅いがあの数は尋常じゃない。
そしてもう一つ
『あのAC見たいな機体は何だ?』
エヴァンジェの疑問に誰も答えれない。
『まさか我々は本当に異世界に来たとでも言うのか』
ジノーヴィーがかみ締めるように呟く、だがそれは現状全員共同じ考えだろう、この状況に何一つ理解できない。
『終わったな』
『AMIDAの方がまだ愛嬌がある』
『あの物量では無理もない』
「正直言ってこちらの戦意も萎える」
目の前の戦闘を見てそれぞれが感想を述べる。しかしエヴァンジェ、その感想はどうかと思う
ACに酷似した機体は残り2機となり、
その二機も、片方は小型の生態兵器に取り付かれ・・・・・!?
『パイロットごと食い殺すか』
ジノーヴィーが吐き捨てるように言う、しかし同感だ。
そしてもう片方はパニックを起こしたのか上空に飛び上がりそのまま……
「レーザーか」
『それもかなりの高出力だな』
私とジャックが感想を述べる。
レーザーに機体を焼かれ爆散する。
そして今度は
『不味いぞこっちに来るッ!?』
エヴァンジェが声と共に全員戦闘体制に移行する。
『それでジャック如何する』
『これだけの数を相手にできると思うか?』
「では如何する」
三人がジャックの答えを待つ
そしてジャックは
『やむをえんな、撤退をするにもあのレーザーを撃つ奴が厄介、ならば…』
『簡易的だが作戦を言う、ジナイーダはレーザータイプを最優先で撃破、ジノーヴィーとエヴァンジェと私で近寄ってくる敵を撃破する。ジナイーダ君の機体のスピードが鍵だ…頼むぞ』
「『『了解』』」
それぞれが武器を展開する。
ジノーヴィーとエヴァンジェの放つ三発の榴弾が大量の敵をなぎ払い蹂躙する。
フォックスアイが垂直と連動のミサイルを放つが
『迎撃ができるのか!』
『だが好機だ!!』
『そのまま突っ切れジナイーダッ』
ファシネイターを上空に飛び上がらせ敵に突撃する――レーザータイプをロックする。
ハンドレールガンとマシンガンを放つ――目玉の化物共を蹂躙していく
向こうもレーザを撃つが決戦用に改良が施されたファシネイターにはかすりもしない。
「お前達などに遅れを取るようではあいつに顔向けができない」
残り一塊!
レールガンを向けて撃つがそいつ等を庇うようにACの五、六倍以上も有る化物が現れる。
「くっ始末できなかったか!」
大型の怪物を倒すも小さい方のレーザを撃つ奴等は何匹か生き残っている。
『ジナイーダ!?』
一匹の小型のレーザーを撃つ奴が出てきてこちらにレーザーを撃つ――なんとか避けるも今度は触手が迫る。
それをマシンガンで迎撃するが再びレーザーが迫る。今度は5本
それも何とか避けジャック達の下に戻る。
「くそッ」
思わず悪態をつく…ん?
『これはACの反応か』
『しかも一機は』
『次から次からとどうなっているッ』
そして目の前に二機のACが現れた。
一機は純白で所々にスカイブルーが施されたカラーで武装はマシンガンとブレードとかなり軽装
そしてもう一機は蒼色の機体で今までに見たことも無い機体だった。それは天使の様でもあり悪魔の様でもあった。
すると向こうから通信が入った。
『まさか本当にジナイーダ達が来ているとわな……』
『ゼロさん』
『ああ、こちらルシフェル援護する』
『こちらホワイトセラフ、こっちも援護する』
一人は知らないがもう一人は知っている。
「ゼロ…」
後書き
1章六羽終了
う~ん、戦闘は微妙ですね、でも次も戦闘になるから良いかな
さあ、本格的にBETAとの戦いになったレイヴンたち、これから彼らはどの様な行動するか楽しみにしていてください
ちなみに武達とジナイーダ達の時間帯は違いますから注意してください、次羽に何故彼等が助けに現れたのか解ります。
誤字脱字、感想等は掲示板にてお願いします。