『インターネサイン』『パルヴァライザー』との戦いから数ヶ月
あの一日で多くのレイヴンが死んだ。今や残るレイヴンはゼロ一人となった。
最後のパルヴァライザーを撃破した後、指導者の居なくなったバーテックスは自然と消滅ただ、ごく少数が抵抗しているくらいだが、時期鎮圧されるだろう。
アライアンスはインターネサインの調査を開始、そして今だ世界各地に眠る旧世代の遺産の所在を知る。
それを知った上層部はゼロに依頼する。「各地に眠る旧世代の遺産の破壊」を
その為、かつての企業同士が合意の下、新型のACを開発、また専用のメカニックを派遣する。
そんな彼の元に匿名の人物からの依頼が来た
「ごきげんよう、最後のレイヴン」
内容は新型のパルヴァライザーの撃破だった。
<SIDE:ゼロ>
「それでエド、この依頼をしてきた奴の正体は依然つかめないのか?」
目の前でタバコを吸っている男に問いかける。
「ああ、これがまっっったく正体がつかめねぇんだよ」
「企業からでもないの?」
エドは若干イライラした様に答える。そして俺の隣でデータ打ちをしている女性―シーラも聞いてくる。
エドは頭をかきながら
「いんや、企業の誰からでもないし現在残ってる武装組織も調べてみたが何処も引っ掛からない、正直俺もお手上げだ」
使えないな、いやそこまでよく調べたなと言うべきか?
「まあ、どちらにしろ出撃するか」
「まさか本当に出撃するの?」
俺がそういうとシーラが聞いてくるが、そんなの
「当然だ、真意はどうであれ再びパルヴァライザーが現れるとなると放って置く訳にはいかん」
「そう・・・」
俺がそう答えるとシーラが辛そうに返事をする。
「ボイド、アマギ、クレズ、機体のほうは行けるな」
モニターの向こうに問いかけると暫くして、2人の整備士の服を着た人物と白衣を着た人物が出てくる。
「問題ない、『ルシフェル』は安定している」
クレスト側からの派遣で無精髭を生やしいかにも長年整備士をやってきたという感じのゴツイおっさんがボイド
「武装のほうも問題無しです」
ミラージュ側からの派遣で若いがそこいらの整備士よりも腕の立つ少女がアマギ
「ひっひっひっひ、ジェネレーターやブースター他内装も問題ないぞ」
キサラギ側からの派遣でそして一人だけ白衣を着た以下にもマッドな感じの男がクレズ
この三人が『ルシフェル』の専属メカニック。
「よし、それじゃ出撃する」
「気をつけて」
「死ぬなよ」
「ああ」
2人が声を掛けてくれる。それに短い返答で返す。
『中枢に侵入』
『ゼロ、気をつけて』
「了解」
「COMいつでも戦闘モードに移行できるようにしておけ」
[了解]
あの時と同じようにダクトから中枢に侵入する。
暫くして中枢の最下層に到達する。そこに『居た』でも
「パルヴァライザー!! けど青い」
そう青いのだ、今までの茶色い外観から青くなっている。
[敵の解析不能]
COMがそう警告してくる。両腕の銃を向ける。
そして奴との戦いが再び始まる。
「くっ速い」
今までのパルヴァライザーに比べて格段に速くなっている。おまけに攻撃能力も半端ではない
不意に奴が止まった。あの状態から来るのは・・・
「ちぃぃ」
赤いレーザーが連続で降り注ぐ――その攻撃をマルチブースターで避けながら両肩のレーザーキャノンで攻撃する。
奴がひるみ少し離れた後、また止まる。
「今度はシールドか、だがっ」
あのシールドを張った状態の攻撃は全方位に大量のレーザーをばら撒くことだが離れていれば対したことは無い
「なにっ」
全方位ではなく一点集中に放って来るか!
「なら、カイルスフィールド発動」
ディスプレイにKAILSの文字が出て来る。カイルスフィールドならどんな攻撃手段も無力化できる。
だが、その考えが甘かった。
「なっ、カイルスフィールドでも減衰しきれないだと!」
多少は減衰したがそれでも装甲にダメージを負った。あれはレーザーじゃなくてビームか?
クソ、敵の攻撃は全て回避するしかないか
再び攻防を繰り返す、するとパルヴァライザーからまるで雄叫びのようなものが聞こえてくる。そしてさらに攻撃が苛烈になってくる。
「クソがこうなったら」
あの力を使うしかないか
「ルシフェル???モードスタンバイ」
[???モードスタンバイ]
???モードが発動する。
敵の攻撃を避ける避ける。
まったく当たらない
だが余り時間が無い、最後のラッシュを掛ける。
「オーバードブースト発動」
武装を格納されているレーザーブレードに切り替える。
突撃する――向こうも接近ブレードを振るう
両者のブレードが交差する。
だが徐々に押され始める。
こちらレーザーを使った実体の無い剣で、その特性上あらゆる物を両断するが、向こうは特殊なクリスタルで出来た剣で高エネルギーを付加したもの。
徐々に装甲に傷がつき始める。
その時
『ゼロ正体不明のACがそっちに高速で接近中よ』
「はあっ?」
もはや意味不明だった。
そしてその正体不明気は表れた。
「あれは」
その機体は真紅と漆黒に塗装され肩に9をあしらったエンブレムがついている。
間違いない、対総合演習プログラムで戦ったAC
でも何であれが?
そして
『ターゲット確認排除開始』
「なにっ!?」
こちらとパルヴァライザーの両方に攻撃を仕掛けてきた。
そしてパルヴァライザーと乱入してきたACがすさまじい戦闘をする。
パルヴァライザーは空中を自由に動き、ACの方は高速で移動しながらバーストリニアライフル、ミサイル、グレネードなどを撃つ
『ゼロあれは?』
シーラは困惑しながらしゃべる。それに答える。
「わからん、だが今がチャンスだということだ」
両肩のレーザーキャノンを最大出力までチャージする。
「よし、発射」
8本の破壊の光がパルヴァライザーとACにせまる。
パルヴァライザーは8本中5本のレーザーが命中、ACは2本命中
ACはその場に転がる。
だがパルヴァライザーの誘導弾が動けないルシフェルに当たる。
「がッ!」
機体が大きく揺れる。
パルヴァライザーは紫電を纏いながらこちらに落下してくる。
「まずッ!!」
その時辺りが光に包まれる。
「え?」
『ゼロッ』
『謎のエネルギー反応が周辺にッッ! ここにも、何なの!!??』
当たりが光で大きく埋め尽くされる。
後書き
プロローグゼロ終了
一章までが長いよ
ゲーム中で苦戦したあいてその2の青パルです。正直これはジナイーダ以上に苦戦した記憶がある。
それとやっちゃいました。(笑)
なぜかデデデデテストローイ・ナインボーを登場させちゃいました。(NB仕様
理由?だって出したかったんだもん、やっぱりACでのライバルキャラと言ったらナインボール。
物語の後半に再び出て来る予定であります。もしかしたらセラフにバージョンアップするかも?
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