サークシティ地下、 そこに二機のACがいた。
片方はエヴァンジェの「オラクル」、もう片方はゼロの「ブルーセラフ」
だが、両者には決定的な違いがあった。
それは勝者と敗者
<SIDE:エヴァンジェ>
「笑わせる・・・偽物は私のほうだったか・・・」
そう偽物は私の方
『ドミナント』であるならば負けるはずが無い、だが私は負けた。
突如、天井から破砕音が聞こえた。
それを確認する。
『奴』だ。
私がほんの数時間前に撃破したというのにもう復活したというのか!?
もはや時間が無いと言うのか
背後の扉が開く
私は決心する。
「奥の施設を破壊してくれ、ここは任せろ」
リニアライフルを『奴』に『パルヴァライザー』に向けて撃つ
向こうはそれを避けるがかまわない
「お前ならやり遂げるかもしれん、後は頼んだぞ、レイヴン!」
私を倒した奴だ、まず成し遂げられるだろう。そうでなければ『ドミナント』という存在そのものが間違いとなる。
扉が閉じられる。
「四度、私の前に現れたこと後悔するぞ」
機体をチェックする。
残りAP10%で脚部が損傷、ジェネレーターも良好とは言えない。残弾数は、リニアライフル・52発、両肩グレネードランチャー・16発、レーザーブレード問題無し、コアEO・(イクシードオービット)0発。
厳しいとしか言えない。
だが、勝機が無いわけでもない!
ブーストを全開にしてパルヴァライザーに接近する――すると何故か多方向からレーザーが来る。――何とか回避する。数発被弾だが威力は低い。
「くっ、なんだ?」
周りを確認して初めて理解する。――「なんだあれは?」――オービットキャノンらしきもの、だがACが使うのに比べれば小さい。
今の機体の状況で放って置くのは危険だが無視するしかない。
再度ブーストを全開にして接近、リニアライフルを撃つ――回避されるが構わない、狙いは
「掛かった」
奴が中央の建物に引っ掛かること――武装をグレネードに変える―撃つ
両肩から放たれた2発の榴弾は共に命中、だがまだ倒れていない――続けて撃つが、上空に回避される。
奴から強力なレーザーが発射される――回避する―レーザーが当たった箇所にはクレーターが出来ている。とんでもない威力だ
着地する。すると「ガコン」と聞こえた。何かと確認しようとすると
[脚部アクチュエータ破損]
「なっこんなときにッ!?」
正面から視線を外したのが間違いだった。
目の前にパルヴァライザーのブレードが迫る。回避は不能
「しまっ」
だが、いつまでも攻撃される気配は無い。何故?
よく見ると中央の建物から光がなくなっている。――成功したか!
奴が止まっているこの瞬間を好機と見る。
パルヴァライザーが慌てたように上空に飛び去る――逃がすわけにはいかない。
グレネードを発射する―奴の動きが止まる―チャンス、これで決める――左腕のブレードを起動して斬りかかる。
「もらったーっ!」
ここまで声を発したの久しぶりだ、まだ私が駆け出しのレイヴンだった頃位だろう。
パルヴァライザーを斬り捨てる―上半身と下半身が分かれて落下する。
「これで終わったか」
「ッッッ!!」
突如背後から攻撃を受ける。ブースターに当たったのか機体の状況が酷い―そのままこちらも落下する。
そしてすぐに攻撃してきた物の正体を知る。
パルヴァライザーのオービットキャノン
「これが私の最後とは情けない」
そして私の意識は落ちていった。
後書き
プロローグエヴァンジェ終了。残り2人
隊長とフロートパルバライザーとの戦闘でしたが、これに関しては簡単にプロットが出来ました。
隊長ルートのスタッフロールで最後パルヴァライザーに空中斬りを決めていたのを見て正直感動し、それを考えられる限り再現しました。
また最後の「ここは任せろ」の所が特に印象に残ってます。
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